学生募集

様々な学生さん達に興味を持っていただきたいですが、特に下記のような方にお薦めです。

・物性物理学、特に物質の多様性に興味がある人。

・実験装置に興味がある人。(光物性物理学にはいろいろな装置があります。)

・実験データの理論的解析にも興味がある人。(得られた結果の解釈は重要です。)

・出張が好きな人。(国内外のレーザー・放射光施設などにも出張していただくことがあります。)

研究室の方針

・週1回研究室セミナーを行います。研究発表、文献紹介、輪読を行います。

・卒業研究のみを行いたい(当研究室の大学院に進学しない)方には、卒論用の研究テーマをやっていただく予定です。本格的な研究には1年以上かかると思われるからです。光物性物理学で業績をあげるには光と物性の両方について深い理解が必要であり、その習得のためには大学院進学を強くお勧めします。

・2023年度はコアタイムは設けませんが(2024年度から2-4限で実施の可能性あり)、平日に毎日研究を行うのは当たり前と考えています。平日に定期的に休まなければならない事情があれば、事前にお伝えください。

・着任後これまでの5年間は学生の皆さんを大人扱いして失敗してきた面があり、修士1年の間にほとんど研究が進んでいないこともありました。今後はこちらからまめに現状確認し、ある程度は細かく指示したいと思います。

和達は、兵庫県立大学の令和4年度研究活動教員表彰を受け、今まさに研究を進めたいと感じている時期です。大学院生には、国内外の有名大学の研究室以上の研究環境を提供できる自信があります。当研究室に進学し、アルバイトやサークルよりも研究活動を行いたい大学院生を歓迎します。(私には研究をやる気のない人をやる気にすることはできないので、そもそも当研究室での研究をやる気のある方が志望してください。最近はうちの卒研生の大半が大学院で他大や他研究室に異動しているため、私自身も宣伝を頑張ります。)

 

好きな言葉

・10000時間の法則

 どんな人でもプロになるためには10000時間の努力が必要らしいです。

・1.01 と 0.99 の法則

 1.01365=37.8と0.99365=0.03には大差があるので、毎日の小さな積み重ねが重要です。

・鶏口となるも牛後となるなかれ

 大学院生は皆、小さくとも自分の分野では自分が一番を目指す必要があります。

・人生は所詮はゲーム

 大学院における研究活動も、ゲーム感覚で楽観的に行いたいものです。

・積分公式

 一生の業績、人生の成功・不成功はその経路によらない。

研究室選びのポイント

・実際に見学に行く。

 ホームページの情報だけで研究室を決めないように。

・見学時は、教授のみでなく、助教・大学院生・卒研生などの若手とも話す。

 実際に研究現場でお世話になるのは、若手研究者であることが多いです。

・研究テーマのみでなく、研究室の雰囲気も重要。

 学部時代に考えている研究テーマのイメージは、偏ったものになりがちです。それにこだわるより、楽しく研究できる場所を選ぶほうがうまく行きます。

・本当に行きたい研究室を希望する。

 「あの研究室は人気が高い、私の点数では行けないので希望しないことにする」とは考えないほうがいいです。研究室の人気は年度ごとに大きく変動しています。

・教員の年齢にも注意。

 その先生は、あなたの学位取得まで現役でしょうか?その先生の定年後に来る先生は、全く方針が違う先生かもしれません。

当研究室をお薦めしない方(理由は略)

・指示されたことのみを行いたい人。

・英語を使いたくない人。

・約束やルールを守れない人。

・完璧主義な人。