研究
光を用いて、遷移金属化合物の秩序やダイナミクスを観測する研究を行っています。
和達による解説「X線とレーザーによる遷移金属化合物の秩序とダイナミクス研究」
主な実験装置
1. 超短パルスレーザー(PHAROS: 1030 nm)を用いた時間分解顕微鏡
出版論文
・NiCo2O4薄膜: Appl. Phys. Lett. 119, 102404 (2021), ACS Appl. Electron. Mater. 2023, 5, 748-753
2. 超短パルスレーザー(PHAROS: 1030 nm)を用いた高次高調波発生
3. ラマン散乱
4. 薄膜作製のための電子線蒸着
(ほかに、スピンコートによる薄膜作製も可能)
5. 顕微鏡や光学部品作製のための3Dプリンタ
出版論文
・磁気光学顕微鏡の作製: F1000Research 2024, 12:860
6. (共用装置) X線光電子分光:アルバックファイ VersaProbe III
出版論文
・Ru酸化物薄膜: Appl. Phys. Lett. 124, 202405 (2024)
(参考書)お勧めする教科書は、
M. Imada, A. Fujimori, and Y. Tokura: Metal-Insulator Transitions, Rev. Mod. Phys. 70 (1998) 1039
M. Fox: Optical Properties of Solids (Oxford Master Series in Physics)
S. Hufner: Photoelectron Spectroscopy (Springer)
N. Ashcroft, and N. Mermin: Solid State Physics
C. Kittel: Introduction to Solid State Physics (8th) (Wiley)
などがあります。